「着物警察」とはなんでしょ?もしも出会ってしまったら?そして着物警察にならないために。

週刊誌で取り上げられた「着物警察」という言葉がSNSを賑わしました。
バズったのは↓↓↓の週刊女性の記事。

『「着物警察」のせいで和装離れが加速、街中での警笛はもはやパワハラの域』

 

こ、怖い!!!
こんな人いたら、私、もう着物着ないわ〜〜〜、絶対。
本当にこんな人いるのかな?って記事を読みながら思ったのです。

が、記憶を巡らせてみると、結構いるかも知れない。。。
私自身の経験(我が母とか街で出会う着物警察さまなど)から着物警察とその対策についてまとめてみました。

着物警察ってこんな人です

着物警察の特徴①
とにかくケチを付けたい!

なぜなのでしょう?(苦笑)
とにかくアレダメコレダメ、っていう感じで着付けやコーディネートを否定をしたいんですね。しかもだいたいの場合、明確な根拠はない。その人の主観でダメ出ししてきます。

私の母も電話で着物を着た話をすると、絶対写真を送れという。送ったら送ったで、襟合わせがいけない、丈が短く着すぎだなどと言って、褒めてもらった記憶がないです。

着物警察の特徴②
人の着付けを直したい。

頼んでないのに手が出てきます。(苦笑)
無料で直してくれると思えば、いいかも?

先日、着物を着て実家に帰ったんですが、母に髪から着付けから、全部やり直されたからね!もう着てるしこれで困らない、だからこのままでいいと話しても聞く耳もたず…。
実家に帰るともう絶対母と着付けについて喧嘩になります。そしてかなりの確率で直される。着物警察、怖い!

着物警察の特徴③
着物を実はそんなに詳しくない(汗)

どっちかっていうと着物着慣れてる人ってそんなに文句いわないのです。。。
着慣れてくると、もうかなりの時間を着物に費やしていて、試行錯誤しているわけです。
着物の姿をみただけで、「お茶の人かな?」とか「あ〜今日、お芝居初日か〜」とか「あ〜この人は、こんな着方がしたいんだなぁ」とか「この人の世界観はあの雑誌系なんだね」とか「初心者さんだ、頑張れ!」とか心のなかで思うんです。
(少なくとも私は。)
だから、着物姿のその人がどんなことを考えて着物を着ているかまで、結構想像がつきます。

逆に着物警察になっちゃう人は、着物に関するスタイルについての試行錯誤をしたことがない人なんですよね…。実は、自分は着物着ないで着付けだけする人とか(我が母はこのタイプ)、着物をたまに着るけど着付けのお教室に一箇所しか通ったことがなくて、自分の習ったスタイル以外知らない人が多いなぁと感じています。
だから視野が狭くなっているのでしょう。

着物警察に出会ってしまったら?

お願いだからメゲないでほしい。
突然、相手の状況も確認せず、「こうすべき」という言葉を一方的に押し付けるって行為はやっぱり悪意だと思うのです。
そんな悪意に出会っても、難しいかも知れないけれど、着物着るの嫌だな、って思わないで欲しい。
悪意に負けないで、着物のある未来を作りたいです。

着物警察対策① 気にしない

そんなに気にする必要ないですよ、正直。
言いたいなら言わせておけば良いんじゃないでしょうかね?

着物警察対策②せっかくの機会なので自分のスタイルを見直す

なかなか人生で、こうすべき、って直接的に言ってもらえる機会って少ないように思います。よっぽど仲の良い友達でもなかなか言ってくないですよね。
せっかく文句を付けられたのだから、自分のスタイルを見直すきっかけにしてみませんか?
(すっごく前向きでしょ?)
お化粧について指導されたら、自分のお化粧ってこれで良いのかな?とか、帯の取り合わせとか他にも自分に似合うスタイルはないかな?考えるキッカケになります。
今でもうっかり何か言われたら、そうしています。

着物警察にならないために私がしていること。

街で着物を着ている方をお見かけして、それが着崩れていたりすると、すんごく直したくなります。
不思議です!
一つは、見知らぬ方に自分も直してもらった記憶があること。私がうまく着物が着れない頃、着崩れを見知らぬおば様に直していただいてとても助かった経験が何度もあります。
直していただく度に、「あ〜ここはこうするのだ!」と覚えた。その感謝をどこかに返したいという気持ちもあります。
もう一つは、実際困ってる様子だから…。

でも、嫌な思い出にならないよう、人様の着付けに手を出すときには、「すっごい可愛い柄だね〜」などの言葉を絶対添えるようにしています。
とにかく褒める。
何があっても褒めます。
そしてもう一つ「こうしたほうがいいよ」と言わないこと。
相手の方をよく知らないのに、不躾にこうした方がいいっていうのは押し付けがましく感じられるかもしれませんから。
訊かれたら話す、くらいでちょうどいいかなって思います。

以上です。
着物ってステキだけど、着物警察は絶対越えなきゃいけないハードルかも知れません。
負けないで、ザクっと着物、着ちゃいましょう!!!

最後に我が母の名誉のために、一つだけ注意書きをします。
母が着物警察になるのは私相手だけなのだそうです。
世界中の着物着る母っていうのは、娘の着物警察ですよ、大概。
もうぅっ!!!

世の中いろんなかたがいるので、面白いですね。
ザッツ・ダイバーシティぃぃー!